瑞龍寺では、毎年、春秋のお彼岸の中日(春分の日、秋分の日)にお彼岸法要を行います。
秋のお彼岸というと、少し存在感が薄いイメージがあるかもしれません。
加えて、夏のお盆から1か月ちょっと。というのもあるかもしれません。
お彼岸のいわれについてですが、
この世のことを「此岸」(しがん)。仏様が住まれている世界を「彼岸」と言います。
お彼岸というのは、彼方(かなた)の岸と書きます。向こうの岸ということですので、我々、兵庫県民からすると、「本州」と「淡路島」のようなもので例えやすいですね。
仏教で、彼岸というのは、向こう岸に渡るということ。
つまり、お彼岸の1週間というのは、煩悩や迷いなどで苦しみがあるこの世(此岸)から、悟りの開けた世界(彼岸)へ至ること。を指します。
その境地へ達するために行う修行期間の1つであります。
こういった話を書きだすと、読むのがしんどくなるかもしれませんので、本日嚴修致しました「秋のお彼岸法要」に話しを戻しますね。
新型コロナウイルスの第二派がやってきて、それも少し落ち着いてきたかなという時ですが、
やはり、念には念を入れようということで、今回も法要は瑞龍寺の僧侶のみで行いまして、本堂への入堂はお焼香のみに制限させていただきました。
納骨堂の方々、お檀家の方々には、本当にご不便をおかけしております。
しかし、何かあってからじゃ手遅れということも世の中にはあります。
みなさまの健康・安心・安全を最優先に考えました。
これで良かったんだと自分に言い聞かせるばかりです。
代理参拝の方も、滞りなく終えることができました。
毎度毎度少しばかりですが、写真にてその様子をちょっとでも伝えれたらと思い、写真をアップしています。
寒暖差が出てきました。季節の変わり目は体調を崩される方が毎年、本当に多いです。
くれぐれも御身体ご自愛くださいますよう、お願いを申し上げます。
合掌
年内最後の法要、「年忘れ・すす払い法要」も好評受付中です。
個別法要…12月27日(日)~29日(火)の三日間
合同法要…12月30日(水)午後1時より
※今回の法要も参拝はお焼香のみに制限させていただきます。
代理参拝も受け付けておりますので、下記のいずれかの連絡先からお申込みください。
TEL 078-681-1842
FAX 078-681-2022
Email zen_zuiryuji@amail.plala.or.jp