気が付けば季節は秋に変わろうとしています。
毎年の事ですが、お盆といいますか7月8月は時間の流れが早く感じます。
この間、世間はオリンピック・夏の高校野球など盛り上がっていたかと思うんですが、私は世間がいま何が起きているのか全く分からない夏を今年も過ごしました。
お盆が終わると息つく間もなく、お施餓鬼法要が始まります。
このお施餓鬼法要も自分のお寺だけやる行事ではなく、近隣の臨済宗のお寺さんも行いますから、瑞龍寺の僧侶は8/16、18、19、21、23と他のお寺さんのお手伝いに行きました。
ここは同業他社ですが、敵対視するとかではなく、お互いに協力し合うものなんですね。
他のお寺さんのお手伝いに行くことは大変勉強になるもので、良いものは自坊(自分のお寺)に取り入れたいものですし、どうすればもっとお檀家さんに喜んでもらえるのか、考えさせられるものです。
どこのお寺も、年々、お施餓鬼法要をなさられるお家は減少傾向にあります。
それは、今まで胡坐をかいていたお寺にも責任はあると思います。
そのような自分たちを今一度、省みまして、継続してくださるお家にはより丁寧に、新規(初盆せがき)のお家にはより親身に、しっかりと身を引き締めてやっていこうと思います。
そんなことを振り返りながら書き込んでいるのですが、もう秋のお彼岸が迫ってきております。
現在、急ピッチで案内を作成中です。
秋のお彼岸はあまり目立たないのですが、こちらもしっかりとやっていきたいと思います。
その案内と一緒に、少し早いですが年末年始の両法要のご案内もしております。
令和6年もあと数か月になりましたね。
もうすぐしみじみとした秋の季節…なのですが、近年は秋の到来を感じることが少なくなったように思います。あっという間に寒くなって、夏から冬になるイメージですね。
日本には四季があり、私たちお寺の者もそれはとても大事にするものなんですね。
異常気象もここまで来ると、言葉がありません。
どうか本年は、良い秋の季節が訪れますことを祈りながら、お彼岸の案内発送に再度、手を付けようと思います。
合掌
お盆合同法要
初盆合同法要
精霊送り兵庫会場(湊川公園)
お施餓鬼法要
精霊送り以外は人手不足で写真があまりありませんでした。
無念です。