もし、このblogを楽しみにされている方がいましたらごめんなさい。
お盆案内作成に忙殺されてました。
瑞龍寺ではお盆は7月1日から始めていきますので、それまでに案内をせねばならず、各世帯、法要の1か月前には案内状を済まさないといけません。
その為、5月には既にお盆案内の準備に入りまして、今回の納骨大法要が終了しましたら、すぐにお盆に準備に取り掛からねばならない。
実は毎年そんな状況でありまして、いまようやく少し時間が作れるようになりました。
それも束の間の話ですが、やはり代理参拝を承っている以上、ご報告はせねばなりません。
遅ればせながら、納骨大法要(納骨者対象合同総供養祭)のご報告をさせていただきます。
コロナが5類に移行したのが丁度1年前だったんですね。
それもあって昨年、ご参拝された方はチラホラという感じでしたが、今年は多くの方がお見えいただきまして、イスが足りないんじゃないか?なんてこともありました。
恥ずかしながら、この法要は瑞龍寺の年間の大法要の中でも、参列者が少ない方です。
昔は、奈良の金峯山寺様からご加担をいただきまして、外の大駐車場で護摩もしていたのですが、いろいろと難題が発生して本堂での法要のみの形となったんですね。
それから少し参加者が減少していった過去がありまして、コロナもあり…だったのですが、納骨堂にご納骨をされていく方も年々増えていることもあって、ありがたいことに今回は満席状態でした。
本来、人数の増減とは関係なく、法要はしっかりやるものですが、やはり参列者が多いとこちらもみなぎるものが人情としてあります。
お寺も次代を考えねばならぬ時が来ておりますが、私個人としては「まだまだ!」と、そんな気持ちになってしまいました。
それもこれも皆様のお陰なんですけれどもね。
昔から言うように、人は支え合っていきているもので、それが時には好循環を生み起こすものです。
「善因善果」「悪因悪果」という言葉がありまして
良い因縁には良い結果が返ってくる、悪い因縁には悪い結果が返ってくる。というものです。
今回、たくさんの方のお参りがありました。
大事な仏様の供養をしようと、その良い思い(因縁)が、たくさん集まり、私たち僧侶も結果的に少しでも良い法要にしようという気持ちにさせてくれた、良い法要になった。
そんな因縁を感じました。(参列者が少なくとも、ちゃんとやります)
心温まる気持ちは伝染するものです。
皆様のその優しいお気持ちはこれから先も存分に発揮していただき、そしてまもなくのお盆の時期がやって参りますが、ご自宅に帰ってこられる仏様を温かくお迎えされてあげてください。
合掌
今回、参列者が多く、写真班が行き来する余裕が無かったみたいです。
たくさんのご参列ありがとうございました。